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Tomoko TADAHIRA
Reporter
Tomoko TADAHIRA

Nationality: Japan
Course: Jewelry Making
Program: One-Year Course
Period: Jan. 15, 2018 - Jul. 27, 2018

日本でジュエリー制作を勉強し、石留という行程の仕事をしていましたが、自分の制作の幅をより一層広げていきたいと思い留学を決意しました。イタリアならではの技法や道具を学び、吸収し、ここにしかない日本とは違った様々なものを見ることによって自分の感性や創作意欲をより高め、自分の作品に生かしていくことを目標としています。
自分にしか作ることのできないジュエリーを作るための最初の一歩を、ここフィレンツェにて踏み出していきたいと思っています。

Nov. 08, 2018 | Posted in Reports, Jewelry Making , | Tags:, Reporter: Tomoko TADAHIRA | Course: Jewelry Making

Jewelry Making 10-One Year Course 2018

前回の続きです。メインとなる上面部分に取りかかりました。私のイニシャルである「T」を二つ並べた形に、四隅に小さな花を彫ってあります。これは印台として使えるよう、鏡あわせに彫っていくため、形を確認しつつ少しずつ調節しながら彫っていきます。

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新しいリングの制作をしています。オーバルカットの宝石を真ん中に、その周りに3mm×12pcのキュービックジルコニアを石留めできるように穴開けをしてあります。二つのパーツをロウ付けした後、リングの指にはめる部分を制作していきます。

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新しい石留に挑戦しました。リングの一周すべてに石が留まるこの留め方を日本では「フルエタニティ」と言います。今回は、2.5mm×22pcの半分にキュービックジルコニア、もう半分にブルートパーズを留めました。初めての留め方に、ブルートパーズを割ってしまったり、リングの真円を崩してしまったりと、失敗が多く目立つ作品となってしまいましたが、次回制作する際には十分に気をつけていきたいと思います。

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自主制作にて、ペンダントトップを制作しました。細かいパーツをいくつもロウ付けしていくため、どこをどうするか考えながら少しずつロウ付けしていきます。何回かパーツが取れたり、ロウがうまく流れなかったりと苦戦する部分が多かったのですが、なんとか形にはすることができました。できればこの後は、量産する用にゴム型をとった後、石留や磨きをして仕上げていきたいと思っていますが、あまりにも薄くなってしまい、型を取るのが難しいかもしれないので、もう一度作り直そうかとも考えています。

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3月28日に学校で「Pascua」という復活祭を祝ったパーティがありました。「Colomba」と呼ばれるケーキと卵形のチョコレートをみんなで食べながらお祝いをしました。後で聞いた話では、この「Colomba」というお菓子は鳩の形を模しているのだとか。復活祭は日本ではあまり馴染みがないため、どんなことをするのかもいまいち分かっていませんでしたが、楽しい時間を過ごすことができました。

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3月25日からサマータイムに入りました。日本との時差は1時間早くなり、7時間になります。サマータイムに入ったことによって日が長くなり、学校が終わる時間になってもまだ明るいため、今までとは違う時間の感覚に少しだけ混乱してしまいます。この写真は、19:30ごろに夕焼けがとても綺麗だったので撮った写真です。

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この日も学校終わりに学校前の「Burian Bar」に行きました。疲れた体に、美味しいケーキとカプチーノが染み渡ります。

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日本人作家による「HEJI-Mostra collettiva degli artisti di Tosa」という展覧会がフィレンツェにて行われていたようです。私は行くことができませんでしたが、隣の部屋に住んでいるイタリア人の友達が行ってきたらしく、とても素晴らしかったと教えてくれました。遠く離れたイタリアで日本人の方が活躍しているのを見ると励みになりますし、「自分ももっと頑張らなくては」と、気持ち新たに制作と向き合うことができました。


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