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Reporter
Mariko KATO

Country: Japan
Course: Jewelry Making
Program: Summer Course
Period: Jul 15, 2019 - Sep 1, 2019

🇬🇧 I majored in painting at an art university in Japan and then worked for a company as a jewelry designer. Japanese jewelry manufacturers basically have a lot of division of labor, so I have little experience in making and designing, and producing instructions. I decided to come to Florence because I wanted to deepen my knowledge and experience of jewelry in general and enhance my creativity in an environment different from everyday life.

🇯🇵 私は日本の美術大学で絵画を専攻した後、ジュエリーデザイナーとして会社で働いています。 日本のジュエリーメーカーは基本的に分業制が多い為、デザインと製作指示までが私の仕事でメイキングに関する経験はほとんどありませんでした。 よりジュエリー全般に対する知識と経験を深め、普段の生活とは違った環境の中で自分の創造性を高めたいと感じフィレンツェに来ることを決めました。

Oct. 03, 2019 | Posted in Reports, Jewelry Making , | Tags:, Reporter: Mariko KATO | Course: Jewelry Making

Jewelry Making vol.1 (Summer Intensive Course – mariko)

授業初日の4日前にフィレンツェに到着しました。市街地はバスの停留所やルートが変更になる事が多いそうですが、授業開始日までに身の回りを整え、学校の場所も確認することが出来ました。
4.5人でシェアしているアパートは市街地から少し離れているので観光シーズンでも穏やかでとても過ごしやすいです。

Interior Design blog

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初日は真鍮の板を糸鋸で先生が引いた線通りに切る作業から始まりました。一見簡単そうですが、真鍮はシルバーよりも硬くコツを掴むまでかなり苦戦しました。 13時までは先生が指導してくださり、休憩後18時までは自習の時間になります。 糸鋸の刃が何回も切れ、断面がなだらかになるまでひたすら磨き続け、板を抑える左手が痺れて痛くなり…これを何日も続けるのは無理かもしれない…と思いましたが、慣れてくると少しずつ楽しくなってきます。 夜はサマーコースの学生でウェルカムディナーに出掛け、とても長い一日になりました。

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2日目は朝から徒歩10分ほどの金属素材店にシルバーを買い出しに行きました。工房や素材のお店が路地に立ち並ぶ様もフィレンツェらしくて街を散策するのも楽しいです。
買ってきた銀の粒を炉で溶かしてプレス機を使用しシルバー925の板を作るところからスタートします。こちらはふたつめの課題に使用します。

昨日切り出して磨いた真鍮のパーツに金槌と工具で槌目を打ち付け、バーナーで加熱して丸めて指輪状に成形していく作業をしました。
その後、研磨機とリューターでバフがけをして超音波洗浄機で汚れを落とし、ひとつめの作品の完成です!

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次の課題はリーフ型のペンダントトップです。用意されている葉の形をシルバーの板にトレースし切り出して、加熱してヤニ台に固定して金槌で打って立体感を付けていきます。
同じ作業を自習時間に切り出した別の葉の形でも実践してみました。

葉の裏側のパーツを透かし状に切り出し、表と裏を溶接する鑞付けも習いました。
立体になったパーツの断面をひたすら磨き上げて時間が過ぎて行きます。
更に極細に長く伸ばして削ったシルバーのパーツを葉脈と丸カンの代わりになるように本体に鑞付し、仕上げの磨きをかけてふたつめの作品が完成しました!
まだ授業が始まって4日ですが、作業したものが形になってくるととても楽しいです

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アトリエには様々な経歴と国籍をもった生徒がいます。夏休みを利用して短期で体験しに来ている方もいますし、すでにジュエリーの仕事をしていてより技術を高めるために新しい技法を学びに来ている方もいます。
先生が不在の自習時間も長く彫金を学んでいる他の生徒の方がアドバイスをくれたり、自分の作品を見せてくれたりと刺激的です。

学校の近くにサマーコースのチケットが使えるカフェやレストランがあり、他にも99セントショップやスーパー、広場もあるので休憩時間も充実したフィレンツェ生活が送れます。


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