Students' report

Up-to-date report from one of our students!

Hiromi YUASA
Reporter
Hiromi YUASA

Nationality: Japan
Course: Painting and Drawing
Program: Master Course
Period: Jan. 15, 2018 - Jul. 27, 2018


イタリアの祭壇画で使用されている黄金背景テンペラを学ぶためにフィレンツェに来ました。フィレンツェは街自体が美術館で、またルネッサンス発祥の地でもあるため、学ぶべき、見るべきオリジナルの作品がすぐ近くにあるので本当に素晴らしいです。こちらに来て4ヶ月目になりますが、たくさんの美術館や教会に行きました。またフィレンツェはイタリアの中央に位置しているため、違う都市へのアクセスもよく、すでにヴェネチア、シエナ、ルッカなど様々な都市に美術品を見に行きました。フェレンツェは職人の街で、古くからの手仕事を大切にしている所が大好きです。
日本ではアニミズムをテーマに作品を描いており、今回学ぶ技法を自分の作品に生かしたいと思っています。

Oct. 29, 2018 | Posted in Blog, Painting and Drawing , | Tags:, | Language:
Reporter: Hiromi YUASA | Course: Painting and Drawing

Painting-Drawing 8-Master Course 2018 (Student2)

授業1 Disegno

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一週間の春休みの後に実技の授業が開始しました。今月は週に2回月曜日と水曜日に女性モデルが入り、クロッキーやデッサンを行います。一回のポーズ時間が20〜30分ごとで、10分程度合間にモデルの休憩を挟みます。座りポーズや立ちポーズなど何回かポージングを変えて、私は合計5枚ほど褐色のチャコールペンでクロッキーデッサンを行いました。個人的に実験として全て異なる紙で行いましたが、紙が変わるだけで描きやすさなどが変わり、自分に向いた性質の紙を探せました。いつのタイミングでポーズを変更するかがわからなかったので、時間配分が難しかったです。

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授業2 Painting

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Inganna l’occhio” (だまし絵)による壁画装飾のテクニックを学ぶ授業(毎週木曜日)。雪の為の休講と、春休みで2週ほど空いたので久しぶりです。前回の続きで、今回はロウソク部分と花の部分の彩色に入りました。花の部分はピューテル・ブリューゲル(父)の作品の模写です。

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私は個人的な作品に植物を描くことがあるので勉強になります。私はテンペラを習いに来ているので、顔料と展色剤に卵黄を使用するテンペラ絵の具で描いています。ドアを担当している学生は、展色剤なしで顔料と水だけで描いており、最後にワニスをかけて定着させる別の方法です。他の技法も同級生を通して学べるので面白いです。

Art Visit

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毎週金曜日のArt Visitの授業。今回はサント・スピリト教会(Basilica di Santo Spirito)というサンタ・トリニタ橋を渡って右に一本入った道の左手にある教会です。サント・スピリト広場に面しており、18世紀のシンプルなファサードがあります。
1444年にブルネレスキによって建設が始まり、彼が他の仕事や途中で亡くなったために、後継者によってクーポラなどが作られ完成。聖具室は15世紀末、修道院は16〜17世紀と様々な時代の様式が混ざっています。三廊式ラテン十字型で交差部分にクーポラとバロック様式の八角形の輝石製中央祭壇(G.カッチーニ作)がある。ブルネレスキにより中央に向けて柱の距離を縮めて設計してあり、遠近法で奥行きがあるように工夫されている。その間には様々な家紋の祭壇になっており15世紀〜17世紀のルネッサンス、バロック、マニエリズムの絵画が掛かっている。有名なものとして、フィリッポ・リッポの息子フィリッピーノ・リッピの「聖母子と聖人たち」やギルランダイオの弟子たちの描いた作品がある。また、ミケランジェロが18歳に作ったとされる木製の「十字架上のキリスト」(1492-93)がある。ミケランジェロの弟子による作品などもあり、以前にボローニャで見たミケランジェロの作品の影響を見て取ることもできました。個人的には、ジョットの様式を最も継承した一人Maso di Banco(〜1348)の祭壇画が良かったです。なお、教会内は写真撮影が禁止でした。

Art Visitの後、教会の前にあるI’ RADDIというパニーノ屋で昼食。パニーノに挟む具材を何種類でも自分の好みで選べて4ユーロでした。とても美味しかったです。

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学校生活

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3月5日から9日の週は春休みで学校がお休みでした。私は前からみたいと思っていた絵のあるコルトーナという小さな町に行ってきました。フィレンツェから電車で1時間30ほどのところで駅(Camucia- Cortona)からは市バスで10分程度の小高い丘にあります。この日はとても天気も良く、コルトーナからの眺めは絶景でした。

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まずは目的の絵を見る為にMuseo Diocesano del Capitolo(教区博物館)へ行きました。ここには初期ルネッサンスの画家ベアト・アンジェリコ(1390〜1395)のAnnunciazione「受胎告知」があります。スペインのプラド美術館、以前に訪れたSan Valdarnoにもある彼の「受胎告知」代表作三枚のうちの一枚です。

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またこの町はルネッサンス期の重要な画家ルカ・シニョレッリ(1450〜1523)の誕生地であり、この美術館でも多くの作品を見ることができました。ずっと油絵で描かれていると思っていたのですが、彼の作品は全てテンペラで描かれていることを初めて知り勉強になりました。

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その後、シニョレッリ広場にあるレストランでパスタを食べ、その広場にある、MAEC Museo dell’Accademia Etrusca e della Città di Cortona (エトルリア・アカデミー博物館)に行きました。

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コルトーナの歴史は紀元前6世紀のエトルリア人の都市まで遡り、この町や周辺遺跡から発掘された展示品を始め、中世の武器や鎧、装飾品、書物、絵画など紀元前から19世紀までの歴史を一堂に見ることができます。エジプトの発掘品やミイラまであったので、大英博物館の小型博物館といった豊富な内容の博物館でした。

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コルトーナの街並みには今ではほとんど消失してしまった中世の古い建て方が見られるエリアもありました。二階が木の梁によって支えられ、道にはみ出しています。これは当時一階の住宅面積で税が決まっていたため、二階を広く活用するといった生活の知恵から生まれた建て方です。


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