Articles for the ' 絵画修復科 '

2014年02月07日 | Posted in 絵画科, 絵画修復科 | Tags:
2014年 2月3日 絵画

絵画の教室を覗くと、実際のモデルさんを使って人物画のレッスンをしていました。人物画の方が難易度が高いので、学生さん達も集中してデッサンしていました。 軸や立体感を十分観察するよう指導するAlessandro先生 学生さんの絵をモデルさんと並べて見せ、まだ観察の足りない部分を指摘します。 こちらの学生さんも、人物画はとても難しいと言っていました。   … [Read more]


2013年11月25日 | Posted in 絵画科, 絵画修復科 | Tags:
絵画 10月23日(3回目)

まずは基本であるデッサンの練習です。 先生のデザインを描き写したり、写真や印刷物(平面)から書き写したりする練習、そして石膏や実物(立体)をデッサンする練習をしていきます。 最初はデッサン画用紙で練習し、学んでいく過程で、別の素材にデッサンする機会も出てきます。 光の当たっている部分、陰になっている部分、陰でも浅い陰、深い陰が描き分けられる(表現できる)ことが大事です。 また、デッサンして… [Read more]


2013年11月19日 | Posted in 絵画科, 絵画修復科 | Tags:
絵画修復:Doratura 11 月14 日(2 回目)

一人の学生さんは2 ヶ月コースと短めなので、前回のレッスンで下地の準備まで終わっており、もう一人の学生さんはコース内容がより詳細にまで渡る1 年 コースなので今日はまだ2 層目の下準備中でした。 修復する額縁(ここでは練習用のものです)に、下地を施します。 1 層目はのり(Colla di coniglio)に水酸化カルシウムを混ぜたものを塗ります。2 層目はのり(Colla di co… [Read more]


2013年11月08日 | Posted in 絵画科, 絵画修復科 | Tags:
絵画と修復の博覧会@フィレンツェ

Ciao a tutti! 秋もだいぶ深まり、急に寒い日々が続いてきましたね。 風邪をひきやすい時期ですので、充分ご注意してください! さて、絵画修復と言えばやっぱりフィレンツェ。 フィレンツェには修復工房も数多くあります。 そして当校にも絵画修復コースがあり、奥深い修復技術を学ぶことができます。 2年に一度、フィレンツェで開催される 「絵画と修復の博覧会」(Salone dell'… [Read more]


2013年10月18日 | Posted in 絵画科, 絵画修復科 | Tags:
フィレンツェと絵画修復

こんにちは、みなさん。 フィレンツェは、歴史的芸術遺産を多く持つ街として世界に知られていますが、1966年にアルノ川の洪水に寄る大きな被害を受けたことはご存知でしょうか?この洪水は、1557年以降細作の氾濫とされ、フィレンツェにある何百万という巨匠の作品がダメージを受けました。イタリアだけでなく世界中のドナーと委員会(彼らは、「泥の天使たち」とも呼ばれます)の尽力により、たくさんの作品が修復され… [Read more]


2012年11月09日 | Posted in 絵画修復科 | Tags:
未来のために、過去へ遡るお仕事!?

こんにちは。アカデミアリアチスタッフです。アカデミアリアチのあるイタリア、フィレンツェには 世界的に有名な美術作品がたっくさん保管されています。その、たっくさんの作品のコンディション状態を保ち、後世に受け継いでいく技術者達が、「絵画修復士」です。フィレンツェでは、その文化財の数に比例するように、多くの修復士が働いています。また、世界中からその技術を勉強するために学生が集まります。 絵画修復士にな… [Read more]