Jun. 12, 2020 | Posted in Senza categoria , Student Reporter | Tags:Yuki Shimomura, ShoemakingReporter: | Course: Shoemaking

Shoemaking vol.4 (One-Year Course – Yuki)

週末
土曜日はハウスメイトのホリーと一緒にピサまで日帰り旅行に行きました。フィレンツェ からピサまでは、電車でおよそ１時間半で到着することができ、また電車の運賃も８ユーロほどで行くことができます。ピサの街はフィレンツェ よりも小さい街なので、久しぶりにのんびりと過ごすことができました。

ピサの斜塔はやっぱり傾いて見えます

4週目
月曜日は記念すべき日になりました。ついに私のシャネルモデルの靴が完成したのです。（まだ右足だけですが….）ヒールとソールの側面は、アンジェロ先生の勧めで黒にペイントしました。なかなか素敵に見えませんか？明日からはオクスフォードシューズの制作に入ります。作業はどんどん難しくなるばかりですが、楽しさもどんどん増しています。

完成した私のシャネルモデル

火曜日は、オクスフォードシューズの制作に入りました。オクスフォードシューズの型紙はこれまでに作ったパンプス３種類よりも複雑で、パーツごとに型紙を切りださなければなりません。また、私のシャネルモデルの靴の左側が作れるようにと、アンジェロ先生が左用のインソールの形を調整してくださったので、午後からの自習時間に少しづつ作っていこうと思います。靴制作クラスは下の写真の様に、笑いが絶えません。

オクスフォードシューズの型紙。パーツがいっぱい

先週のスパイダーウーマンからのロッカー風手袋？

水曜日の午後からの自習時間ではシャネルモデルの左側を進めています。アンジェロ先生がお手本を見せてくれた時の様に、まだ中々上手に釘が打てませんが、だんだん形になってきました。
同時進行でもちろんオクスフォードシューズも進めています。

ちょっと釘が曲がってしまいましたが、ちゃんと打ち込めているので良し？

シャネルモデルに付けた糊を乾かす間に、オクスフォードのスカイビングを

木曜日は、この１カ月間一緒に靴作りを学んだ松井さんとクレアの最終日でした。私は引続きオクスフォードシューズを進めています。今日はアッパーの裏地の型紙の作り方をアンジェロ先生に教えてもらいました。オクスフォードシューズの裏地の作り方は、表と同様に複数のパーツに区切って作成する方法と、パンプスの裏地と同じ様に繋がったものとの２種類あるとの事でしたが、今回は繋がったタイプの方に挑戦することになりました。

松井さんのオクスフォード（フランチェジーナ）完成！

授業の最後にクラスメイトと記念撮影。２人がいなくなると寂しくなります

毎週金曜日にあるアートビジット。今回は、川沿いにあるオンニサンティ教会へ行きました。オンニサンティ教会の装飾や壁画はとっても綺麗で全く見飽きません。

今にも壁画の中の天使が飛び出してきそうです。

今週は土曜日に初めてのアート・ステージが待っています。どんな様子かはまた来週のレポートで。