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2013年11月14日 | Posted in カバン制作/カバンデザイン | Tags:
革工芸:鞄 10月29日

今日は鞄の裏打ち、ポケット付けの準備を学びます。
それぞれ授業の前日までに各自好みの裏打ち用の布を購入しに行くそうです。
この学生さんが買って来た布は、淵がほどけやすく、柔らかい折り目の付けにくい布でした。
裏打ち用の布は淵のほどけにくいシンプルな綿の布が扱いやすいので、特に初心者のうちはそちらを薦めているそうです。今回はたまたま扱いにくい布を選んでしまったため、裁断後の淵の処理や目印になる折り目を付けるのに苦労しているようでした。

バッグのサイズに合わせて布を裁断します。
マチ付きのバッグなので、裏打ちの布を底の方で留め、携帯電話などを入れる内ポケットの準備をします。
ポケットの大きさや、マチを付けるかどうか、どう縫い付けるかを予め決めます。マチを付けると使いやすくなりますが、縫製は難しくなります。それも考慮に入れて決めます。今回はポケットの淵を革のバイアステープで縁取りし、バッグに縫い付けます。
バイアステープは、外側に使用した革から切り取ったものを鞣し機で薄くして折りやすくします。今回の布はほどけやすいので、先に布と革をのり付けしてから、縫製する方法をとりました。

ミシンを使った事がある学生さんは、割とスムーズに縁取りや縫い付けが行えますが、ミシンを全く使ったことがない学生さんには、結構難しい作業になります。

Bag Making Lesson

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