Articles for the ' 絵画科 '

2013年11月19日 | Posted in 絵画科, 絵画修復科 | Tags:
絵画修復:Doratura 11 月14 日(2 回目)

一人の学生さんは2 ヶ月コースと短めなので、前回のレッスンで下地の準備まで終わっており、もう一人の学生さんはコース内容がより詳細にまで渡る1 年 コースなので今日はまだ2 層目の下準備中でした。 修復する額縁(ここでは練習用のものです)に、下地を施します。 1 層目はのり(Colla di coniglio)に水酸化カルシウムを混ぜたものを塗ります。2 層目はのり(Colla di co… [Read more]


2013年11月08日 | Posted in 絵画科, 絵画修復科 | Tags:
絵画と修復の博覧会@フィレンツェ

Ciao a tutti! 秋もだいぶ深まり、急に寒い日々が続いてきましたね。 風邪をひきやすい時期ですので、充分ご注意してください! さて、絵画修復と言えばやっぱりフィレンツェ。 フィレンツェには修復工房も数多くあります。 そして当校にも絵画修復コースがあり、奥深い修復技術を学ぶことができます。 2年に一度、フィレンツェで開催される 「絵画と修復の博覧会」(Salone dell'… [Read more]


2013年10月18日 | Posted in 絵画科, 絵画修復科 | Tags:
フィレンツェと絵画修復

こんにちは、みなさん。 フィレンツェは、歴史的芸術遺産を多く持つ街として世界に知られていますが、1966年にアルノ川の洪水に寄る大きな被害を受けたことはご存知でしょうか?この洪水は、1557年以降細作の氾濫とされ、フィレンツェにある何百万という巨匠の作品がダメージを受けました。イタリアだけでなく世界中のドナーと委員会(彼らは、「泥の天使たち」とも呼ばれます)の尽力により、たくさんの作品が修復され… [Read more]


2012年11月17日 | Posted in 絵画科 | Tags:
だまし絵

こんにちは。アカデミアリアチスタッフです。以前、8月末にこちらのブログで絵画コースについてご紹介致しました。今日はその中に登場したうちのひとつ、だまし絵について少しお話します。 みなさんはだまし絵という絵をご存知でしょうか。イタリアに行くと、教会の天井に青い空が描いてあり、まるで天使が空を昇っていくような絵や、レストランで見られる、あたかも「窓が開いて外には大地が広がり、たくさんの花が野原に咲い… [Read more]


2012年08月31日 | Posted in 絵画科 | Tags:
細密画コース

こんにちは。アカデミアリアチスタッフです。今日は人気の絵画コースで習うことができる、細密画 (仏:ミニアチュールminiature)とだまし絵(仏:トランプルイユTrompe-l'œil)の練習方法についてご紹介します。 《立体を描く練習》細密画もだまし絵も、立体を書く練習がとても重要になってきます。立体は色の違いで描くのではなく、明暗の違いで表現します。光を表現できなければ、立体は描けないので… [Read more]


2012年07月13日 | Posted in 絵画科 | Tags:
絵画コース

こんにちは!アカデミアリアチスタッフです。 今日は、アカデミアリアチの絵画コースで習得できる技法のひとつをご紹介します。 皆様、フレスコ画という技法はご存知ですか? フレスコとは、砂と石灰を混ぜて作ったモルタルで壁を塗って、その上に水だけで溶いた顔料で、絵を描く方法です。 フレスコと他の絵画技法とで一番異なる所は、画面への絵具の定着を溶剤に頼らないということです。 つまり、日本画の舊(にかわ)… [Read more]


2012年03月30日 | Posted in 絵画科, フィレンツェ暮らし, その他 | Tags:
アカデミアリアチ絵画コースの生徒が個展を開きました

こんにちは、皆さん。アカデミアリアチスタッフのエマヌエラです。今回は、絵画コースの生徒について話したいと思います。 絵画コースの生徒は、研修時間も、実習時間も熱心に学び、志も高く、常にフィレンツェの中心で個展を開く場所を探して計画を練ったりしています。そして、さすが芸術の街フィレンツェにはそんな学生の展示会を受け入れてくれるような場所が沢山あります。  今回、私たちの絵画コースの生徒のひと… [Read more]


2006年09月26日 | Posted in 絵画科 | Tags:
絵画-2(フレスコ画)

芸術は、趣味、興行、逃避だけではなく、色々な考えを表現する手段でもあり各々の感性の表現を試みます。リアチに絵画専攻の学生達がいる時は、絵画を通して様々な芸術のあり方を見ることが出来ます。また最も興味深いのは、絵画を勉強しにまたは制作中の絵を完成させに来たりと様々な年齢の学生が入学して来ることなんです。この時期少し年齢の高い学生が入学したんですが、彼女はメキシコ人で自分の絵を仕上げるためにリアチへ来… [Read more]


2006年09月16日 | Posted in 絵画科 | Tags:
絵画-1

絵画コースの授業中で面白いのは、市内や郊外でのVISIT。それを参考に描くということへのアイデアを得て、基本となるのは学生達がVisitをして見たものの中で覚えていることになりますが、先生の助けを借りながら今後の作品制作に活かしていくんです。チッチャ先生は学生達とFiesoleへ行き、美術館や芸術的に興味深い場所を連れて廻り、その途中で学生達は各々写真を撮っていました。Fiesoleは観光地として… [Read more]


2006年07月21日 | Posted in 絵画科 | Tags:
絵画コース

学生が授業で作業していた作品をコース期間内に完成させるのを見るととても嬉しくなります。この学生は絵画コースを終了したということで作品を見せてくれました。ブラーヴァでしょう?彼女はとても嬉しかったようです。というのも二人の先生から教わったので教授法を比較できる機会があったからです。それで、いくつかの技法を上達させることが出来たんですよ。5ヶ月間コースに通った彼女の油絵を見て下さい。 チャオォォォォ… [Read more]