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2012年07月13日 | Posted in 絵画科 | Tags:
絵画コース

こんにちは!アカデミアリアチスタッフです。

今日は、アカデミアリアチの絵画コースで習得できる技法のひとつをご紹介します。
皆様、フレスコ画という技法はご存知ですか?

フレスコとは、砂と石灰を混ぜて作ったモルタルで壁を塗って、その上に水だけで溶いた顔料で、絵を描く方法です。
フレスコと他の絵画技法とで一番異なる所は、画面への絵具の定着を溶剤に頼らないということです。
つまり、日本画の舊(にかわ)、油絵の油、水彩のノリ、といった溶剤をフレスコは一切必要としません。
石灰がつくる結晶のなかに顔料の一粒一粒が閉じ込められるため、色が大変美しく、
耐久性は抜群で非常に長期間(数千年)保たれます。
フレスコ画の例としては、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロが描いた
「天地創造」、「最後の審判」が有名ですが、イタリアの教会に見られる壁画・天井画などの多くがフレスコ画です。

fresco01

fresco02

とっても美しいですね!
芸術の都フィレンツェに位置するアカデミアリアチで、ぜひこの技法を身につけてみませんか?
 


イタリアで学ぶアート、デザイン留学 アカデミアリアチ